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こんにちは、「めぐりり」です。
海外の街を歩いていると、その都市の“時間の流れ方”の違いに気づくことがあります。
高層ビルが次々に建つ街もあれば、昔からの建物や乗り物が長く使われ続けている街もあります。
地下鉄の音。港の空気。市場の会話。そして、道路を走る車の姿。
この「世界の街」シリーズでは、旅で見てみたい文化と景色を、世界の街ごとに静かに記録していきます。
今回は、キューバ・ハバナ(Havana)の“クラシックカー文化”についてです。
1950年代の車が今も走る街
ハバナの街並みを紹介する写真や映像では、鮮やかな色のクラシックカーが印象的に映ることがあります。
特に1950年代のアメリカ車は、現在でも街中で見かけることがあると言われています。
もちろん観光向けに利用されている車両もありますが、それだけではなく、実際に日常の移動手段として使われている車も少なくないそうです。
これは単なる「レトロ文化」ではなく、キューバの歴史や経済背景とも深く関係しています。
アメリカとの国交悪化や輸入制限などの影響により、新車が簡単に入ってこなかった時代が長く続いたため、人々は古い車を修理しながら使い続けてきました。
街を走る車を見ると、単なる古い乗り物というより、「長く使い続ける文化」がそのまま道路に残っているようにも見えます。
ボンネットを開けて修理をしている人々の姿や、小さな部品店の風景も、ハバナの日常の一部として語られることがあります。
港町らしい開放感と音楽の距離
ハバナはカリブ海に面した港町でもあります。
海沿いのマレコン通り(Malecón)は、地元の人々が集まりやすい場所として知られています。
夕方になると、海風を感じながら会話をする人、音楽を流す人、ただ静かに座って景色を見る人など、さまざまな過ごし方が見られるそうです。
街の中心部には、スペイン統治時代の面影を残す建築も多く残っています。
ハバナ旧市街(Habana Vieja)の石畳やバルコニー付きの建物を見ると、ヨーロッパとカリブ海文化が混ざり合った独特の空気があります。
また、ハバナでは音楽が街の日常に近い距離で存在しているとも言われています。
レストランやバーだけではなく、通り沿いで演奏される音楽や、家の窓から流れるラテン音楽など、街全体にゆるやかに音が広がっているような感覚があるそうです。
観光向けのショーというより、人々の生活そのものに音楽が入り込んでいる点が印象的です。
古い建物が残る街並み
ハバナでは、歴史的建築物が数多く残っています。
特に旧市街では、カラフルな壁やアーチ状の回廊、スペイン風建築などが現在も使われているそうです。
もちろん老朽化した建物もありますが、その一方で、「古いものを直しながら使い続ける」という文化が街全体に見られるとも言われています。
新しく整備された近代都市とは異なり、時間が積み重なったまま現在に続いているような景色があります。
街角のカフェでは、地元の人々がゆっくり会話をしている姿も見られるそうです。
急ぎすぎない空気感が、街のリズムそのものになっているのかもしれません。
また、洗濯物がバルコニーに干されていたり、窓辺で話をする人がいたりと、「生活がそのまま外へ広がっている街」という印象を受けるという声もあります。
ハバナでは、街並みそのものが「展示された景色」ではなく、人々が今も暮らしている空間として存在している点が興味深く感じられます。
今日の小さな英語
“Nice classic car.”
「素敵なクラシックカーですね」という意味です。
ハバナのように古い車文化が残る街では、自然に使いたくなる表現かもしれません。
📚ハバナをもっと楽しむための一冊
『キューバを知るための50章』 細野昭雄 編著
キューバの歴史、社会、文化を幅広く知ることができる一冊です。
クラシックカー文化だけではなく、音楽、政治、街並みなどの背景も理解しやすく、街歩き前の読書にも向いています。
☕現地で見てみたい文化
・クラシックカー文化
・港町文化
・路上音楽文化
・葉巻文化
・旧市街文化
・スペイン建築文化
・カリブ海カフェ文化
🗺️関連スポット
- ハバナ旧市街(Habana Vieja)
- マレコン通り(Malecón)
- 革命広場
- カピトリオ
- オビスポ通り
✈️旅行前に少し知っておくと楽しいこと
キューバではインターネット環境が地域によって異なるため、事前確認が役立つと言われています。
また、旧市街では石畳の道も多いため、歩きやすい靴が便利だそうです。
スペイン語が主に使われていますが、観光エリアでは英語表記も見られます。
そして何より、「古いものが今も使われている」という視点で街を見ると、ハバナの風景はより印象深く感じられるかもしれません。
ℹ️補足情報
・「通貨」のハック: 現在のキューバは通貨制度が非常に複雑です(人民ペソ/CUPと、外貨チャージ式のカードなど)。「現金(ユーロやドル)を小額紙幣で持っておくことが最大のハックになる」という情報は、旅行者にとって命綱となります。
・「ダウンロード型地図」の活用: ソースに「ネット環境の不安定さ」がありますが、オフラインで使える地図アプリ(Google Mapsのオフライン版やMAPS.ME)を日本でダウンロードしておくことは、ハバナ歩きに必須のテクニックです。
・クラシックカーへの乗車: 観光用のオープンカーは高額ですが、市民が使う「乗り合いタクシー」としてのクラシックカー(固定ルートを走るもの)に挑戦すると、より現地に近い視点で街を見ることができます。
📝あとがき
街の日常を見ると、「どんなものを長く使い続けているのか」に、その都市らしさが表れる気がします。
ハバナでは、クラシックカーも建物も、単なる“古いもの”ではなく、現在進行形の生活文化として街に残っているようでした。
時間が止まっているわけではなく、昔の景色と現在の暮らしが同じ道路の上に重なっている。
そんな独特の空気感が、この街にはあるのかもしれません。
また次の街でお会いしましょう。
― めぐりり 🌿
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