過去進行形(Past Continuous)— 過去のある時点で進行中だった動作を表す


※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。

※ 本記事は英語学習の参考として、過去進行形(Past Continuous)を中心にまとめています。

📘 過去進行形とは

過去進行形(Past Continuous)は、過去のある時点で進行していた動作や状況を表す時制です。「(そのとき)〜している最中だった」「〜しているところだった」と、動作の途中の様子を伝えます。

主語 + was / were + 動詞の -ing

■ I was studying English at that time.(そのとき、私は英語を勉強していました) ■ She was watching TV.(彼女はテレビを見ているところでした)

ポイントは、過去進行形は「過去の一点」+「その時の様子」をセットで見るという点です。単に「〜した」という過去形(Past Simple)とちがい、その瞬間に進行中だったことを描きます。

📘 過去進行形が表すもの

  • 過去のある時点で進行中だった動作  ■ At eight last night, I was cooking dinner.(昨夜8時、私は夕食を作っていました)
  • 別の出来事が起きたときの背景(長い動作の途中に、短い出来事が割り込む)  ■ We were having dinner when he arrived.(彼が来たとき、私たちは夕食中でした)
  • 2つの動作が同時に進行  ■ I was reading while she was cooking.(私が本を読んでいる間、彼女は料理していました)

👉 どれも「その時、進行の途中だった」という点が共通しています。

📘 文の形(was / were の使い分け)

主語 + was / were + 動詞の -ing が基本の形です。be動詞の過去形は主語で変わります。

  • I / He / She / Itwas + -ing  ■ He was sleeping.(彼は眠っていました)
  • You / We / Theywere + -ing  ■ They were playing soccer.(彼らはサッカーをしていました)

否定・疑問も was / were を使います。

  • 否定:I wasn’t working then.(そのときは働いていませんでした)
  • 疑問:Were you sleeping?(眠っていましたか)

👉 -ing のつづり方は現在進行形と同じです(→ 現在進行形(Present Continuous) 参照)。

📘 過去形とのちがい

同じ「過去」でも、過去形は「事実」、過去進行形は「途中の様子」を表します。

  • 過去形=始まって終わった出来事  ■ I read a book last night.(昨夜、本を読んだ=読み終えた)
  • 過去進行形=その時、進行中だった動作  ■ I was reading a book at nine.(9時には本を読んでいる最中だった)

👉 「〜していた」と訳せても、完了した事実なら過去形、途中の様子なら過去進行形です。

📘 when と while の使い分け

過去進行形は when / while とよく一緒に使われますが、後ろに来る形が違います。

  • when + 過去形(短い出来事):割り込んでくる出来事を表す  ■ When he called, I was cooking.(彼が電話してきたとき、料理中だった)
  • while + 過去進行形(長い動作):背景で続いている動作を表す  ■ While I was cooking, he called.(料理をしている間に、彼が電話してきた)

👉 「割り込む短い出来事=when + 過去形」「背景で続く長い動作=while + 過去進行形」と覚えると整理できます。

📘 よくある勘違い・注意点

❌ I studied English at that time.(事実だけで、途中の様子が出ない) ⭕ I was studying English at that time.(そのとき勉強している最中だった)

👉 「その時どうしていたか」という背景・途中を表したいときは、過去進行形を選びます。

📘 よく一緒に使われる語

  • when(〜したとき)/ while(〜している間)
  • at that time(そのとき)/ at eight last night(昨夜8時に)

While I was walking, it started to rain.(歩いている間に、雨が降り出しました)

🚩 ネイティブはこう感じる

① 進行形は「場面の背景」を描くカメラ

ネイティブは物語や説明で、背景を過去進行形、そこで起きた出来事を過去形で描き分けます。まるでカメラで「引き」と「動き」を分けるイメージです。

  • The sun was shining and the birds were singing.(日は照り、鳥はさえずっていた=場面の背景)
  • Then, suddenly, the phone rang.(そのとき突然、電話が鳴った=起きた出来事)

👉 背景は進行形、動いた瞬間は過去形。この対比で物語が生き生きします。

② was going to は「〜するつもりだった(が…)」

was / were going to + 原形は、「〜するつもりだったのに、しなかった」という含みでよく使われます。

  • I was going to call you, but I forgot.(電話するつもりだったんだけど、忘れてた)
  • We were going to go out, but it rained.(出かけるつもりが、雨で…)

👉 過去進行形の going to は、「予定していたが実現しなかった」ニュアンスが自然に出ます。

③ 過去進行形も”ていねい・控えめ”に化ける

現在の希望でも、過去進行形にするとやわらかく響きます(→ 過去形 の丁寧表現と同じ発想)。

  • I was wondering if you could help me.(手伝っていただけないかと思いまして)
  • I was hoping to ask you a favor.(お願いがあったのですが)

👉 直接 I wonder / I hope より、過去進行形のほうが押しつけがましさが消えて丁寧です。

④ always + 過去進行形は「いつも〜ばかりだった」

現在進行形と同じく、always / constantly + 過去進行形は、過去の習慣への不満・大げさな回想を表します。

  • He was always losing his keys.(彼はいつも鍵をなくしてばかりだった)
  • They were constantly arguing.(あの2人はしょっちゅう言い争っていた)

👉 単なる過去の習慣(used to)より、「困ったものだった」という感情がにじみます。

📘 まとめ

  • 過去進行形=過去のある時点で進行中だった動作(was / were + -ing)
  • was(I/he/she/it)と were(you/we/they)を使い分ける
  • 完了した事実は過去形、途中の様子は過去進行形
  • 割り込む出来事は when + 過去形、背景の動作は while + 過去進行形
  • 〔ネイティブ〕場面の背景描写・was going to(実現しなかった予定)・丁寧表現・always + 進行形の不満

英語を「使える」ようにしたい方へ

英文法は、実際の会話で使ってこそ身につきます。アプリで毎日少しずつ続けると、学んだ文法が自然に口から出るようになります。

スタディサプリ ENGLISH 新日常英会話

ドラマ仕立てのレッスンで、英文法を「使える英語」に。スマホで手軽に続けられます。