時制(全体像)— 「いつ」と「どんな時間の流れか」で使い分ける


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※ 本記事は英語学習の参考として、時制(Tense / Aspect)の全体像をまとめています。

📘 時制とは

時制は、「その動作や状態がいつのことか」「どんな時間の流れの中にあるか」を表す仕組みです。英語の時制は、2つの軸の組み合わせで決まります。

  • 時(いつ):現在・過去・未来
  • 相(どんな状態か):単純・進行・完了・完了進行

👉 「時」と「相」をかけ合わせることで、「今していること」「過去にやり終えたこと」「ずっと続いていること」などを、細かく言い分けられます。日本語より時間の区別がはっきりしているのが英語の特徴です。

📘 4つの「相」(時間の流れのとらえ方)

同じ「現在」でも、動作をどうとらえるかで形が変わります。これが(アスペクト)です。

  • 単純(〜する):習慣・事実・変わらないこと ■ I work.
  • 進行(〜している):その時進行中・一時的 ■ I am working.
  • 完了(〜した・してある):ある時点までの完了・経験・継続 ■ I have worked.
  • 完了進行(ずっと〜している):ある時点までの継続を強調 ■ I have been working.

👉 進行は be + -ing、完了は have + 過去分詞、完了進行は have been + -ing。この「部品」を「時」に合わせて変えていきます。

📘 このカテゴリで扱う9つの時制

時 \ 相単純進行完了完了進行
現在現在形現在進行形現在完了現在完了進行形
過去過去形過去進行形過去完了過去完了進行形
未来未来表現

👉 未来は専用の時制がなく、will / be going to / 現在進行形などを使い分けます。

📘 各テーマをくわしく

🚩 ネイティブはこう感じる

① 「〜している」を全部進行形にしない

日本語の「〜している」につられて進行形にしすぎるのが最大のクセ。習慣・職業・状態は現在形です。

  • ⭕ I work at a bank.(銀行に勤めています=職業)/ ❌ I am working at a bank(今まさに、の意味になる)
  • ⭕ I know him.(知っている=状態)/ ❌ I am knowing him

👉 進行形は「今まさに・一時的」のときだけ、と意識すると自然になります。

② 完了形は「今とのつながり」を感じている

ネイティブにとって現在完了は「過去の話」ではなく「今の話」。過去形との差は、今も影響が続いているかです。

  • I lost my key.(なくした=過去の事実)/ I have lost my key.(なくして今も困っている)

👉 yesterday など「はっきりした過去の時」があると現在完了は使えません(→ 現在完了 参照)。

③ 時・条件の副詞節は、未来でも現在形

when / if / until などが導く「時・条件」の節では、未来のことでも will を使わず現在形にします。

  • ⭕ I’ll call you when I arrive.(着いたら電話するね)/ ❌ when I will arrive

👉 入試でも頻出の要注意ポイントです。

📘 まとめ

  • 時制は「(現在・過去・未来)×(単純・進行・完了・完了進行)」で決まる
  • 進行=be + -ing/完了=have + 過去分詞/完了進行=have been + -ing
  • 未来は専用の形がなく、will / be going to / 現在進行形で表す
  • 〔ネイティブ〕状態・習慣は現在形/完了形は今とのつながり/時・条件の副詞節は現在形

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