あつい(暑い・熱い・厚い)|同音異義語の使い分け


「きょうはあつい」「あついお茶」「あつい本」――同じ「あつい」でも、漢字は暑い・熱い・厚いで使い分けます。

「あつい」は、日常でとてもよく使う身近な同音異義語です。暑い・熱い・厚いの3つを、意味と例文で整理しましょう。

※ この記事では、3つの「あつい」を意味・例文・使い分けの決め手の順に解説します。

🔊 3つの「あつい」ひと目でわかる一覧

漢字中心の意味
暑い気温が高い今日は暑い
熱いものの温度が高い・感情が高ぶる熱いお茶
厚い厚みがある・程度が深い厚い本

👉 「気温=暑い」「ものの温度=熱い」「厚み=厚い」。何の「あつさ」かで見分けます。

🌞 暑い ― 気温が高い

気温・空気が高いときに使います。天気や季節、部屋の空気など、体で感じる暑さです。

例文

  • 今年の夏はとても暑い
  • エアコンが切れて部屋が暑い

💡 「寒い」の反対で、天気・気温の話なら「暑い」。体全体で感じるあつさです。

🍵 熱い ― ものの温度が高い・感情が高ぶる

ものの温度が高いとき、また気持ちが高ぶるときに使います。「冷たい」の反対です。

例文

  • 熱いうちにスープを飲む。
  • 優勝に向けて熱い思いを語る。

💡 触れて熱いもの(お茶・鉄板など)や、情熱・感動の場面なら「熱い」。気温以外の”あつさ”はこちらです。

📚 厚い ― 厚みがある・程度が深い

ものに厚みがあるとき、また情や信頼などが深いときに使います。「薄い」の反対です。

例文

  • 300ページの厚い本を読む。
  • 厚いもてなしを受ける。

💡 厚み・分厚さ、または「手厚い」「信頼が厚い」のような程度の深さなら「厚い」。

🚩 よくある間違い・変換ミス

  • ❌ 「暑いお茶」→ ものの温度なので「熱いお茶」。
  • ❌ 「今日は熱いね」→ 気温なら「今日は暑いね」。
  • ❌ 「熱い辞書」→ 厚みなら「厚い辞書」。

※ 「暑い」と「熱い」の取り違えが特に多いです。気温なら暑い/ものの温度なら熱い、と覚えましょう。

💡 判断の軸:気温=暑い/ものの温度・感情=熱い/厚み・程度=厚い

✍️ まとめ

  • 「あつい」は暑い・熱い・厚いの3つ。
  • 暑い=気温(寒いの反対)、熱い=ものの温度・感情(冷たいの反対)、厚い=厚み・程度(薄いの反対)。
  • 反対語(寒い/冷たい/薄い)を思い浮かべると見分けやすい。
  • 「暑い」と「熱い」の混同が最多。何のあつさかを意識する。

反対の言葉とセットで覚えると、身近な「あつい」も迷わず書き分けられます。

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