七転び八起き|意味・由来・使い方をやさしく解説


(ななころびやおき)

何度失敗しても、あきらめずに立ち上がる――そんな不屈の精神を表す、代表的なことわざです。落ち込んだときに背中を押してくれる言葉です。

📖 意味(ひとことで)

何度失敗しても、そのたびに立ち上がってがんばること。人生の浮き沈みが激しいことのたとえにも使います。

転んでも転んでも、また起き上がる。その粘り強さをたたえる言葉です。

🌱 由来・語源

文字どおり「七回転んでも、八回起き上がる」という意味から来ています。

「なぜ七回転んで八回起きるの?」と不思議に思うかもしれません。これには、人は生まれたとき(最初に起き上がるとき)を一回目と数えるため、転んだ数より起きた数が一つ多くなる、という説があります。また、縁起の良い数を重ねた語呂という見方もあります。福だるま(起き上がり小法師)が、倒しても必ず起き上がる姿とも重ねられてきました。

🗣️ 使う場面と例文

失敗しても前を向く人を励ましたり、自分を奮い立たせたりするときに使います。

ビジネスでは

  • 何度企画が通らなくても、七転び八起きでまた提案します。
  • 失敗は財産。七転び八起きの精神でやり直そう。

日常では

  • 受験に落ちても、七転び八起きで来年また挑戦するよ。
  • 転んでも笑って立ち上がる。まさに七転び八起きだね。

⚠️ 使い方の注意

前向きな励ましの言葉です。つらい状況の人に無理じいする形で使うと、プレッシャーになることもあります。「もう一度がんばろう」と寄り添う気持ちで使いましょう。

🔁 似た言葉・反対の言葉

似た意味の言葉

  • 不撓不屈(ふとうふくつ/どんな困難にも負けない)
  • 起き上がり小法師こぼし
  • 失敗は成功のもと

反対の意味の言葉

  • 一敗地いっぱいちまみれる(再起できないほど負ける)
  • さじを投げる(あきらめる)

🌍 英語で近い表現

  • Fall seven times, stand up eight.(七回転んで八回起きる)
  • If at first you don’t succeed, try, try again.(最初に失敗しても、何度でも挑戦を)
  • Never give up.(あきらめるな)

英語例文:

  • Fall seven times, stand up eight — that’s how she keeps going.
    (七回転んで八回起きる。そうやって彼女は前へ進み続けています。)
  • If at first you don’t succeed, try, try again.
    (最初にうまくいかなくても、何度でも挑戦してみましょう。)

※ 「Fall seven times, stand up eight」は、この日本語のことわざがそのまま英語圏でも知られている表現です。

🚩 あなたの身近なところでは

「七転び八起き」は、こんな場面で力をくれます。

  • 受験・資格:不合格でも、立ち直ってまた挑戦する。
  • 仕事・起業:うまくいかない時期を乗り越えて前に進む。
  • スポーツ:負けや故障から、何度でも復帰する。

👉 大事なのは「転ばないこと」ではなく「起き上がること」。転んだ回数より、立ち上がった回数を数えていきましょう。

✍️ まとめ

  • 「七転び八起き」=何度失敗しても、そのたびに立ち上がること。
  • 「起きる」が一つ多いのは、生まれたときを一回目と数える説など。
  • 前向きな励ましの言葉。寄り添う気持ちで使う。
  • 反対は「さじを投げる」。転んだら、また起きればいい。

失敗は終わりではなく、次への一歩。転んだ数だけ、強くなっていきましょう。

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