時制の一致 — 主節が過去なら従属節もずらす


※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。

※ 本記事は英語学習の参考として、時制の一致を中心にまとめています。(一致(全体像)

📘 時制の一致とは

主節の動詞が過去になると、それにつられて 従属節(that 節など)の動詞も時制を1つ過去にずらす、というルールです。日本語には同じ仕組みがないので、意識して覚える必要があります。

■ I think (that) he is busy.(彼は忙しいと思う)→ I thought (that) he was busy.(彼は忙しいと思った)

主節を think → thought(過去)にしたので、従属節も is → was へずらします。日本語では「彼は忙しいと思った」と、中の「忙しい」は現在のままですが、英語では主節が過去なら中も過去にそろえるのが原則です。

📘 ずらし方

  • 現在 → 過去:is → was / like → liked
  • 過去・現在完了 → 過去完了:went / has gone → had gone
  • 助動詞:will → would / can → could / may → might / must → had to

■ She says she will come.(彼女は来ると言っている)→ She said she would come.(彼女は来ると言った)
■ He told me that he had already finished.(彼はもう終わったと私に言った=「言う」より前に終わっていたので過去完了)

📘 〔重要〕時制の一致をしない例外

① 不変の真理・科学的事実

いつでも本当のことは、主節が過去でも現在形のまま

■ He said that the earth goes(✗ went)around the sun.(地球は太陽の周りを回っていると彼は言った=いつでも本当なので現在形のまま)

② 今も続いている事実・習慣

今も変わらない場合は、現在形のままにすることがあります。

■ She said that she lives in Tokyo.(今も住んでいる)

③ 歴史上の事実は過去形のまま

■ We learned that World War II ended in 1945.(第二次世界大戦は1945年に終わったと習った=歴史上の事実は過去形のまま)

④ 仮定法は時制の一致を受けない

■ He said, “If I were you, I would go.” → He said that if he were me, he would go.(変わらない)

📘 間接話法での時制

だれかの発言を「〜と言った」と伝える間接話法にするとき、時制の一致が起こります。このとき、動詞の時制だけでなく、代名詞や「時・場所を表す語」も変わります(話している時点がずれるため)。

■ He said, “I am tired.” → He said that he was tired.(「疲れた」と彼は言った=I→he、am→was)
■ He said, “I saw it yesterday.” → He said he had seen it the day before.(それを昨日見たと彼は言った=saw→had seen、yesterday→the day before)

時・場所を表す語の変化(間接話法)

発言をあとから伝えると、「今・ここ」を表す語も基準がずれるので、次のように変わります。

直接話法(そのまま)間接話法(伝えるとき)
now(今)then(そのとき)
today(今日)that day(その日)
tomorrow(明日)the next day / the following day(その翌日)
yesterday(昨日)the day before / the previous day(その前日)
ago(〜前)before(〜前)
here(ここ)there(そこ)
this / thesethat / those

👉 これらは「機械的に変える」のではなく、話す時点・場所が変わったから基準もずれる、と考えると自然に選べます。

📘 〔上級〕間接疑問でも時制の一致

疑問文を「〜かと尋ねた/〜か分からなかった」と間接的に伝えるときも、時制の一致が起こります。語順は疑問文ではなく、ふつうの文(主語+動詞)の語順に戻すのがポイントです。

  • Yes/No 疑問 → if / whether:He asked, “Do you like it?” → He asked if I liked it.(気に入ったかと彼は尋ねた)
  • 疑問詞 → 疑問詞をそのまま:She asked, “Where are you?” → She asked where I was.(どこにいるのかと彼女は尋ねた)

👉 ✗ He asked where was I / ◎ He asked where I was(間接疑問は主語+動詞の語順)。時制も are → was とずらします。

🚩 ネイティブはこう感じる

① 「今も本当か」で現在形を残すことも

ルール上は過去にずらしますが、今も変わらない事実は現在形のままが自然なこともあります(She said she is a teacher=今も先生)。会話ではよく見られます。

② would は「過去から見た未来」

He said he would call. は「(その時点で)これから電話する」という、過去から見た未来です。

③ 報告動詞は tell + 人 / say(人なし)

■ He told me that … / He said (to me) that …(say には目的語の人を直接つけない)

📘 まとめ

  • 主節が過去なら、従属節も1つ過去へずらす(is→was、will→would)
  • 不変の真理・今も続く事実・歴史的事実・仮定法は一致しない
  • 間接話法では時制・代名詞・時の語が変わる(yesterday → the day before / here → there)
  • 〔上級〕間接疑問も時制の一致+語順は主語+動詞(where I was)
  • 今も本当のことは現在形を残すのも自然(会話)

英語を「使える」ようにしたい方へ

英文法は、実際の会話で使ってこそ身につきます。アプリで毎日少しずつ続けると、学んだ文法が自然に口から出るようになります。

スタディサプリ ENGLISH 新日常英会話

ドラマ仕立てのレッスンで、英文法を「使える英語」に。スマホで手軽に続けられます。