仮定法(全体像)— 現実と「もし〜なら」の使い分け


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※ 本記事は英語学習の参考として、仮定法の全体像をまとめています。

📘 直説法の条件文と仮定法のちがい

日本語ではどちらも「もし〜なら」ですが、英語には2つのタイプがあり、形がはっきり違います。まずこの違いをつかむことが、仮定法を理解する第一歩です。

  • 直説法の条件文実際に起こりうること(事実・可能性)を言う。ふつうの時制をそのまま使う。
     ■ If it rains, I will stay home.(もし雨なら、家にいます=雨は実際に降りうる)
  • 仮定法現実とは違うこと・ありえないこと(想像・願望)を言う。わざと時制をずらす。
     ■ If I were rich, I would travel.(もし金持ちなら旅をするのに=でも実際は金持ちではない)

この2つの決定的な違いは、「実際にありえる話か/現実に反する話か」 です。ありえる話なら直説法、「実際は違うけど、もし〜だったら」という想像なら仮定法を使います。

👉 仮定法の最大の特徴は、時制を1つ過去にずらすこと。「今」の話なのにあえて過去形にすることで、「これは現実とは違いますよ」という合図を出しています。この「時制をずらして現実と距離をとる」という発想が、仮定法すべてに共通する考え方です。

📘 仮定法の基本2つ

仮定法は、「いつの話か」で2種類に分かれます。今のことか、過去のことかで、使う形が変わります。

  • 仮定法過去今の事実に反する仮定(もし今〜なら)。形は「If + 過去形, 主語 + would + 原形」。
     ■ If I were rich, I would travel.(もし金持ちなら旅をするのに=今の話)
  • 仮定法過去完了過去の事実に反する仮定(もしあのとき〜だったら)。形は「If + 過去完了, 主語 + would have + 過去分詞」。
     ■ If I had been rich, I would have traveled.(もしあのとき金持ちだったら旅をしていたのに=過去の話)

名前は「過去」「過去完了」ですが、指している時間は1つ手前になります。仮定法過去は「今」、仮定法過去完了は「過去」のことを表す、と覚えておきましょう。

💡 学習のコツ:仮定法は「時制をずらす」のがすべて。 過去形なら「今の話」、過去完了なら「過去の話」と、形より1つ前の時間を指していると覚えると迷いません。

📘 各テーマをくわしく

📘 まとめ

  • 直説法の条件文=ありえること/ 仮定法=現実と違うこと
  • 仮定法は時制を1つ過去にずらす
  • 仮定法過去(今)/仮定法過去完了(過去)

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