能動態(Active Voice)— 「する側」を主語にする、英語の基本の文


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※ 本記事は英語学習の参考として、能動態(Active Voice)を中心にまとめています。

📘 能動態とは

能動態(Active Voice)は、動作をする側を主語にして表す文の形です。「誰が何をするのか」をはっきり伝えられる、英語でもっとも基本となる形で、日常会話・文章・ビジネス文書の多くが能動態で組み立てられています。

主語(する人・もの)+ 動詞 + 目的語(動作の対象)

■ Tom cleaned the room.(トムが部屋を掃除した) ■ She wrote the report.(彼女がレポートを書いた)

大事なのは、能動態では主語=動作を行う人・ものという点です。「誰がやったか」が文の中心になるため、情報が直接的で、聞き手・読み手に伝わりやすくなります。

📘 文の形(主語 → 動詞 → 目的語)

能動態の基本は 主語 + 動詞 + 目的語 の語順です。

  • 主語=行動を起こす人・もの
  • 動詞=どんな行動をしたか
  • 目的語=その行動が向かう先・及ぶ対象

■ I opened the window.(私は窓を開けた) ■ The team completed the project.(チームがプロジェクトを完了させた)

👉 英語は「動作 → 影響を受ける対象」という流れを語順で示します。だから目的語の位置がとても重要です。

📘 他動詞と自動詞

能動態を理解するには、動詞が目的語を取るかどうかの区別が欠かせません。

  • 他動詞=目的語を取る動詞(〜を…する)  ■ She made a cake.(ケーキを作った)
  • 自動詞=目的語を取らない動詞(それ自体で完結)  ■ He arrived.(彼は到着した)

👉 目的語を取る他動詞だけが受動態にできます。自動詞(arrive, go, happen など)は受動態にできません(→ 書き換えの手順 参照)。

📘 受動態との使い分け

  • 能動態誰がやったかを明確に伝えたいとき
  • 受動態何が起きたか・結果や影響を中心に伝えたいとき

■ The chef cooked this dish.(シェフがこの料理を作った)=作り手に注目 ■ This dish was cooked by the chef.(この料理はシェフが作った)=料理に注目

👉 どちらが正しいというより、伝えたい情報の中心で選びます(→ 受動態 参照)。

📘 受動態から能動態に直すときの注意

受動態を能動態に直すとき、単純に主語を入れ替えるだけでは不自然になることがあります。

■ The window was broken.(窓が割られた) → Someone broke the window.(誰かが窓を割った)

👉 行為者が不明なのに someone / people などで無理に主語を作ると、意味がぼやけます。行為者が言えない・重要でないときは、受動態のままにするのが自然です。

📘 よくある注意点

  • 主語があいまいだと、文の意味がぼやける
  • 日本語の感覚で主語を省略すると、英語では不自然になる

❌ Opened the window.(主語がない) ⭕ I opened the window.(私は窓を開けた)

👉 能動態では、まず「誰が行動したのか」を意識して主語を立てましょう。

🚩 ネイティブはこう感じる

① 能動態はストレートで力強い

ネイティブは、はっきり伝えたいことほど能動態で言います。主語=行為者なので、責任や意志がまっすぐ伝わります。

  • We decided to cancel the event.(イベント中止を決めました)=主体的で明確
  • The event was cancelled.(イベントは中止された)=誰が決めたかぼかす

👉 リーダーシップや責任を示したい場面では、能動態が好まれます。

② ビジネスでも「能動態で書け」が基本ルール

英語のライティング指導では、“Use the active voice.”(能動態を使え)が定番のアドバイスです。能動態のほうが短く、明快になるからです。

  • ❌ A decision was made by the team to postpone the launch.
  • ⭕ The team decided to postpone the launch.(チームは発売延期を決めた)

👉 まわりくどい受動態より、能動態のほうが読み手にやさしい文になります。

③ 命令・依頼・勧誘は能動態が自然

相手に何かしてほしいときは、行為者(you)が前提の能動態を使います。

  • Close the door, please.(ドアを閉めてください)
  • Let’s start the meeting.(会議を始めましょう)

④ 「誰の手柄か」を出したいとき

良い結果を伝えるときは、あえて能動態にして行為者を立てると、称賛や感謝がはっきり伝わります。

  • Maria designed this website.(マリアがこのサイトを作った)=功績を明示 → 受動態 “This website was designed.” だと、誰の手柄か消えてしまう

📘 まとめ

  • 能動態=する側を主語にする、英語の基本の形
  • 語順は 主語 → 動詞 → 目的語
  • 目的語を取る他動詞が受動態にできる(自動詞は不可)
  • 使い分けは「誰がやったか」を伝えたいかどうか
  • 〔ネイティブ〕能動は明快で力強い・ビジネス文の基本・命令や称賛で活躍

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