may / might の使い方 — 推量(〜かもしれない)と許可


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※ 本記事は英語学習の参考として、may / might の考え方を中心にまとめています。

📘 may / might とは

may には大きく2つの意味があります。**「〜かもしれない(推量)」「〜してもよい(許可)」**です。

might は形のうえでは may の過去形ですが、実際は**「過去」の意味で使うことは少なく**、現在の**「〜かもしれない(may より控えめ)」**としてよく使われます。

※ どちらも後ろは動詞の原形、3人称単数でも -s は付けません(It may / It might)。否定は may not / might not(短縮形 mightn’t はまれ)。

📘 ① 推量(〜かもしれない)

「そうかもしれない」と、確信のない可能性を表します。日常でいちばんよく使う意味です。

■ It may rain this afternoon. (午後は雨が降るかもしれない。)
■ She might be at home now. (彼女は今、家にいるかもしれない。)
■ He may not come today. (彼は今日来ないかもしれない。)

👉 「絶対ではないけれど、その可能性がある」というときの定番表現です。

📘 ② 許可(〜してもよい)

「〜してもいいですよ」と許可したり、ていねいに許可を求めたりします。

■ You may leave now. (もう帰ってよろしい。)← ややかしこまった響き
May I come in? (入ってもよろしいですか?)← ていねいな許可の求め方

May I ~? は、Can I ~? よりもていねいで上品な言い方です。お店・職場・初対面で安心して使えます。

📘 may と might、確からしさの違い

どちらも「〜かもしれない」ですが、might のほうが少し可能性が低い・控えめな響きになります。

  • It may be true. (本当かもしれない。)← そこそこありそう
  • It might be true. (ひょっとしたら本当かもしれない。)← より控えめ

👉 ただし会話ではほぼ同じ感覚で使われることも多く、迷ったら might を選んでおけば、控えめで失礼になりにくいです。

📘 can との違い(許可・可能性)

may と can は意味が重なりますが、ニュアンスが違います。

  • 許可:May I ~?(ていねい・あらたまった)/ Can I ~?(カジュアル・日常的)
  • 可能性:It may rain.(今この場合、雨かもしれない=具体的な推量)/ It can rain a lot here.(ここは雨が多くなることがある=一般的な性質)

👉 「今回どうか」の推量は may / might、「一般的にありうる」性質は can、と整理すると分かりやすいです。

🚩 ネイティブはこう感じる:may / might の注意点

① might は「過去」ではなく、ふだんは現在の推量

might を「mayの過去形だから過去の話」と思い込むと混乱します。会話では **might も現在・未来の「〜かもしれない」**がほとんどです。

  • ◎ I might go to the party tonight. (今夜パーティに行くかも。)← 現在・未来の話

過去の推量を言いたいときは、might have + 過去分詞(〜だったかもしれない)を使います(これは続編で扱います)。

② 「〜してもいい?」の日常会話は can が自然なことも

May I ~? はていねいですが、友達同士などカジュアルな場面では少し堅く聞こえます。親しい相手には Can I ~? のほうが自然です。

  • ていねい(店・職場):May I see your ticket?
  • カジュアル(友達):Can I borrow this?

③ may not と must not は意味が大きく違う

否定の may not は「〜しないかもしれない/〜してはいけない」、must not は「〜してはいけない(強い禁止)」。「〜しなくてよい」ではない点に注意(それは don’t have to)。

  • You may not park here. (ここに駐車してはいけません=許可しない)
  • You must not park here. (ここに駐車してはいけません=強い禁止)

④ 「たぶん」を全部 may にしない

「たぶん来る」を He may come. と言うと「来るかも(五分五分くらい)」の意味。**確度が高い「たぶん」**は probably(He will probably come.)のほうが自然です。may/might は「確信が薄い可能性」と覚えておきましょう。

📘 まとめ

  • may / might の中心は「〜かもしれない」(確信のない推量)
  • may にはもう1つ「〜してもよい(許可)」の意味があり、May I ~? はていねい
  • might は may より控えめ。会話では現在・未来の推量がほとんど
  • 「一般的にありうる」性質は can、「今回どうか」の推量は may / might
  • 確度の高い「たぶん」は probably が自然

次の記事では、must を見ていきます。くわしい使い分けは、文法書や信頼できる教材でも確認してみてください。

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