will / would の使い方 — 意志・未来・ていねいな依頼


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※ 本記事は英語学習の参考として、will / would の考え方を中心にまとめています。

📘 will / would とは

will は「未来」を表す助動詞として知られていますが、本当の中心は 「意志(〜するつもり)」と「予測(〜だろう)」 です。

would は will の過去形ですが、can / could と同じく、**「過去」だけでなく「ていねい・控えめ」**な現在の表現としてよく使われます。

※ どちらも後ろは動詞の原形、3人称単数でも -s は付けません(He will / He would)。短縮形は ‘ll(I’ll)、‘d(I’d)。否定は won’t / wouldn’t

📘 will の4つの意味

① 未来の予測(〜だろう)

これから起こることへの予想を表します。

■ It will rain tomorrow. (明日は雨だろう。)
■ She will be 20 next month. (彼女は来月20歳になる。)

② その場の意志・決定(〜するよ)

話しているその瞬間に決めたことを表します。

■ The phone is ringing. I ‘ll get it. (電話だ。私が出るよ。)
■ OK, I ‘ll help you. (わかった、手伝うよ。)

③ 依頼・お願い(〜してくれる?)

相手の意志をたずねて依頼します。

Will you close the door? (ドアを閉めてくれる?)

④ 習性・習慣(よく〜する)

人や物の「決まってそうなる」性質を表します。

■ He will sit there for hours. (彼は何時間もそこに座っていることがある。)

👉 「未来形」と覚えるより、**「意志」と「予測」**が will の核だと考えると、使い分けが見えてきます。

📘 will と be going to の違い

どちらも未来を表しますが、ニュアンスが違います。ここはノンネイティブがつまずきやすい所です。

  • その場で決めたこと → will
    ■ It’s hot. I ‘ll open the window. (暑いね。窓を開けるよ。)
  • 前から決めていた予定・計画be going to
    ■ I ‘m going to visit Kyoto next week. (来週、京都に行く予定なんだ。)
  • 根拠のある予測(今の状況から)→ be going to
    ■ Look at those clouds. It ‘s going to rain. (あの雲を見て。降りそうだ。)

👉 迷ったら「今決めた=will/前から=be going to」。

📘 would の使い方

① ていねいな依頼・申し出

Would you ~?Will you ~? よりていねいです。

Would you help me? (手伝っていただけますか?)
Would you like some tea? (お茶はいかがですか?)← 勧めるときの定番

② I’d like to(〜したいのですが)

「〜したい」を上品に言う形。I want より角が立ちません。

■ I ‘d like to book a table. (席を予約したいのですが。)

③ 過去の習慣(昔はよく〜したものだ)

過去にくり返した動作を、なつかしむように表します。

■ When I was a child, I would play in this park. (子どものころ、よくこの公園で遊んだ。)

④ 仮定・控えめな意見

「もし〜なら」の結論や、やわらかい意見に使います。

■ I would go if I had time. (時間があれば行くのに。)
■ I would say it’s a good idea. (いい考えだと思いますよ。)← 控えめ

🚩 ネイティブはこう感じる:will / would の注意点

① will を使いすぎない(予定は be going to / 現在進行形)

日本語の「〜します」を何でも will にすると、不自然になります。決まっている予定は be going to や現在進行形が自然です。

  • △ I will meet my friend tomorrow.(前から決めていたのに will だと唐突)
  • ◎ I ‘m meeting my friend tomorrow. / I ‘m going to meet …

② 過去の習慣 would は「動作」だけ。「状態」は used to

would で表せるのはくり返した動作だけ。「昔は〜だった」という状態には使えません。状態には used to

  • ✗ I would live in Osaka.(住んでいた=状態 ✗)
  • ◎ I used to live in Osaka.(昔は大阪に住んでいた)
  • ◎ I would walk to school every day.(毎日歩いた=動作 OK)

👉 迷ったら used to が安全。used to は動作にも状態にも使えます。

③ Will you ~? は命令っぽく響くことがある

依頼として正しくても、Will you ~? は「〜してくれる?(やってよね)」と少し強く聞こえる場面があります。ていねいにするなら Would you ~? / Could you ~?

④ 勧誘・希望は Do you want より Would you like

「〜はいかがですか/〜したいですか」は、Would you like ~? がていねいで自然。Do you want ~? は直接的で、相手によってはぶしつけに響きます。

  • Do you want some coffee?
  • Would you like some coffee?

⑤ 「〜したい」は I want より I’d like(場面しだい)

お店や初対面では I’d like ~ が上品。I want ~ は子どもっぽく・要求的に聞こえることがあります。

  • △ I want a coffee.
  • ◎ I ‘d like a coffee, please.

📘 まとめ

  • will の核は「意志」と「予測」。その場で決めたこと・予想・依頼・習性に使う
  • 予定・計画は be going to / 現在進行形が自然(will の使いすぎに注意)
  • would は「ていねいな依頼・申し出」「I’d like to」「過去の習慣(動作)」「仮定」
  • 過去の状態は would ではなく used to
  • ていねいに頼む・勧めるなら Would you ~? / Would you like ~? / I’d like ~

次の記事では、may / might を見ていきます。くわしい使い分けは、文法書や信頼できる教材でも確認してみてください。

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