助動詞 + have + 過去分詞 — 過去への推量・後悔(could have done など)


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※ 本記事は英語学習の参考として、助動詞+have+過去分詞の考え方を中心にまとめています。

📘 「助動詞 + have + 過去分詞」とは

助動詞のうしろを have + 過去分詞 にすると、「過去のこと」に対する推量や評価を表せます。

助動詞 + have + 過去分詞(done / been / gone …)

  • 過去への推量:「(あのとき)〜した(だった)にちがいない/かもしれない/はずがない」
  • 過去への後悔・非難:「〜すべきだったのに」「〜しなければよかった」

👉 助動詞そのものの意味(推量・義務)が、そのまま過去に向くと考えると分かりやすいです。must(にちがいない)→ must have done(したにちがいない)。

📘 must have + 過去分詞(〜したにちがいない)

過去のことを、強い確信を持って推量します。

■ He must have left already. (彼はもう出発したにちがいない。)
■ The ground is wet. It must have rained last night. (地面がぬれている。昨夜は雨が降ったにちがいない。)

👉 現在の must(〜にちがいない)の過去版です。

📘 can’t / couldn’t have + 過去分詞(〜したはずがない)

「過去にそんなことがあったはずがない」と、強く否定する推量です。

■ She can’t have known the truth. (彼女が真実を知っていたはずがない。)
■ He couldn’t have finished so quickly. (彼がそんなに早く終えられたはずがない。)

👉 must have の否定は can’t / couldn’t have です(must not have ではありません)。

📘 may / might / could have + 過去分詞(〜したかもしれない)

過去について、確信のない可能性を表します。

■ He may have missed the train. (彼は電車に乗り遅れたかもしれない。)
■ She might have forgotten the meeting. (彼女は会議を忘れていたかもしれない。)

👉 現在の may / might(〜かもしれない)の過去版です。

📘 should have + 過去分詞(〜すべきだった)

「〜すべきだったのに、しなかった」という過去への後悔・反省・非難を表します。

■ I should have studied harder. (もっと勉強しておくべきだった。)
■ You should have told me earlier. (もっと早く言ってくれればよかったのに。)

否定の shouldn’t have + 過去分詞 は「〜すべきでなかったのに(してしまった)」。

■ I shouldn’t have said that. (あんなこと言わなければよかった。)

👉 ought to have + 過去分詞も should have と同じ意味で使えます。

📘 could have + 過去分詞(2つの意味に注意)

could have は、文脈によって意味が変わります。ここが最大のポイントです。

① 〜できたのに(しなかった)

能力や可能性はあったのに、実際にはしなかったことを表します(軽い後悔・非難)。

■ You could have called me. (電話してくれてもよかったのに。)
■ We could have won the game. (勝てたのに〔勝てなかった〕。)

② 〜だったかもしれない(過去の可能性)

■ It could have been worse. (もっとひどくなっていたかもしれない=この程度で済んでよかった。)

👉 ①「できたのにしなかった」②「ありえた」。**どちらも”実際には起きなかった”**ニュアンスがあります。

📘 would have + 過去分詞(〜していただろう)

「(もし〜だったら)〜していただろう」という、仮定の結果を表します(仮定法過去完了)。

■ I would have helped you if I had known. (知っていたら、手伝っていたのに。)

👉 仮定法のくわしい話は、別カテゴリ(仮定法・条件文)で扱います。

🚩 ネイティブはこう感じる:注意点

① could’ve を「could of」と書かない

have は弱く発音されて could’ve / should’ve / must’ve(/əv/)のように聞こえます。その音につられて could of と書くのは誤り(ネイティブもやりがちなミス)。必ず could have と書きましょう。

  • ✗ I should of called. → ◎ I should have(should’ve)called.

② should have done は「しなかった」を含む

should have done は「すべきだった」=実際にはしなかったことを表します。「(義務で)実際にした」の had to とは別物です。

  • I should have gone.(行くべきだった=行かなかった)
  • I had to go.(行かなければならなかった=実際に行った)

③ 過去の否定推量は can’t / couldn’t have

「〜したはずがない」は must not have ではなく can’t / couldn’t have

  • ◎ He can’t have seen us.(私たちを見たはずがない)

④ must have は「過去の推量」専用(義務ではない)

must have done は「〜したにちがいない(推量)」であって、「〜しなければならなかった(義務)」ではありません。過去の義務は had to

📘 まとめ

  • 助動詞 + have + 過去分詞 = 過去への推量・後悔
  • must have(したにちがいない)/ can’t・couldn’t have(したはずがない)
  • may・might・could have(したかもしれない)
  • should have / shouldn’t have(すべきだった/すべきでなかった=後悔)
  • could have は「①できたのにしなかった ②ありえた」の2義
  • would have(〜していただろう=仮定の結果)
  • 発音につられて could of と書かない(正しくは could have)

次の記事では、used to / be able to などの「準助動詞」を見ていきます。くわしい使い分けは、文法書や信頼できる教材でも確認してみてください。

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