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※ 本記事は英語学習の参考として、shall の考え方を中心にまとめています。
📘 shall とは
shall は、もともと will と同じく「未来」を表す助動詞でした。しかし現代英語、とくにアメリカ英語では使う場面がかなり限られています。
今いちばんよく使うのは、Shall I 〜?(〜しましょうか)/ Shall we 〜?(〜しませんか) という、申し出・提案の形です。まずはこの2つを押さえれば十分です。
※ shall の後ろは動詞の原形、主語は基本的に I と we。否定は shall not(shan’t)。
📘 ① Shall I 〜?(〜しましょうか)=申し出
相手のために「自分が〜しましょうか?」と申し出るときの定番表現です。
■ Shall I open the window? (窓を開けましょうか?)
■ Shall I carry your bag? (かばんをお持ちしましょうか?)
👉 Should I 〜? とほぼ同じ感覚で使えますが、Shall I 〜? は申し出として少していねい・やわらかい響きです。
📘 ② Shall we 〜?(〜しませんか)=提案・勧誘
「(一緒に)〜しませんか?」と相手を誘うときに使います。
■ Shall we dance? (踊りませんか?)
■ Shall we go now? (そろそろ行きましょうか?)
👉 Let’s 〜 とほぼ同じ意味ですが、Shall we 〜? は相手にたずねる形なので、より丁寧でやわらかい誘い方になります(Let’s go. → Shall we go?)。
📘 ③ フォーマルな義務の shall
契約書・規則・法律などのかたい文章では、shall が「〜しなければならない・〜するものとする」という強い義務を表します。
■ The tenant shall pay the rent by the 1st of each month. (借主は毎月1日までに家賃を支払うものとする。)
👉 これは書き言葉・法律文書のための用法。日常会話で使うことはまずありません。
📘 ④ イギリス英語の I shall / we shall(未来)
ややかしこまったイギリス英語では、I・we の未来を I shall / we shall で表すことがあります。
■ I shall return. (戻ってまいります。)
👉 現代では古風・フォーマルな響き。ふつうは will(I will / I’ll)で問題ありません。
📘 shall と will の違い(まとめ)
- 未来:今は will が標準(I will / I’ll)。I shall は古風・イギリス的。
- 申し出・提案:Shall I 〜? / Shall we 〜? が活躍する場面。ここが shall の主役。
- 義務:契約・法律など書き言葉でのみ shall。
👉 会話で能動的に使うのは、ほぼ Shall I 〜? / Shall we 〜? の2つだけ、と考えて大丈夫です。
📘 shall と should の違い
should はもともと shall の過去形だったため、形がよく似ています。でも、現代では意味も役割もはっきり違います。混同しないように整理しておきましょう。
| 中心の意味 | 例 | |
|---|---|---|
| shall | 申し出・提案(〜しましょうか/しませんか) | Shall we go? |
| should | 助言・〜すべき/〜のはず | You should go. |
■ Shall we start? (始めましょうか?)← 相手を誘う・提案する
■ You should start now. (もう始めたほうがいいよ。)← 助言する
👉 ひとことで言うと、shall=「(一緒に)どうしましょうか」と相手にたずねる、should=「〜したほうがいい」とすすめる。役割がまったく違います。should のくわしい使い方は別記事で扱っています。
🚩 ネイティブはこう感じる:shall の注意点
① 未来の I will を I shall にしなくていい
「〜します」を I shall で言うと、アメリカ英語では古風・大げさに聞こえます。ふつうの未来は I’ll / I will で自然です。
- ◎ I ‘ll call you later.
- △(古風)I shall call you later.
② でも Shall I 〜? / Shall we 〜? はとても自然
shall 全体は古い印象でも、Shall I 〜? / Shall we 〜? は現役でよく使われるていねい表現です。ここは安心して使ってください。
③ Shall we 〜? は誘い、Should we 〜? は相談
- Shall we go?(行きましょうか?)← 軽い提案・勧誘
- Should we go?(行ったほうがいいかな?)← どうすべきか相談・迷い
似ていますが、shall は「誘い」、should は「すべきか考える」ニュアンスの違いがあります。
④ アメリカ英語では Shall I より Should I / Can I も多い
申し出は Should I 〜? / Can I 〜? もよく使われます。Shall I 〜? がやや形式ばって感じられる場面もあるので、相手や場面で選べると自然です。
📘 まとめ
- 現代の shall の主役は Shall I 〜?(〜しましょうか) と Shall we 〜?(〜しませんか)
- ふつうの未来は will(I shall は古風・イギリス的)
- 契約・法律など書き言葉では「〜するものとする」の義務を表す
- Shall we 〜?(誘い)と Should we 〜?(相談) はニュアンスが違う
これで、基本の助動詞(can / will / may / must / should / have to / shall)がひととおりそろいます。くわしい使い分けは、文法書や信頼できる教材でも確認してみてください。
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