知覚動詞 — see / hear / feel(〜が…するのを見る・聞く)


※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます。

※ 本記事は英語学習の参考として、知覚動詞の考え方を中心にまとめています。(動詞の使い分け(全体像)第5文型 SVOC

📘 知覚動詞とは

知覚動詞は、「〜が…するのを見る・聞く・感じる」を表す動詞です。see / hear / watch / feel / notice / look at / listen to などが代表で、文の形は第5文型(SVOC)の仲間です。

S + 知覚動詞 + O + 補語(原形 / -ing / 過去分詞)

補語の形によって意味が変わるのが最大のポイントです。

📘 ① 原形 — 動作の「一部始終」

動作を最初から最後まで見聞きしたときは、原形を使います。

■ I saw her enter the room. (彼女が部屋に入るのを見た。)
■ I heard him sing a song. (彼が歌を歌うのを聞いた。)

📘 ② -ing — 動作の「途中」

動作の進行中の一場面を見聞きしたときは、-ing

■ I saw her crossing the street. (彼女が通りを渡っている途中を見た。)
■ I heard someone knocking. (誰かがノックしているのが聞こえた。)

👉 原形=最後まで/-ing=途中、という違いを押さえましょう。

📘 ③ 過去分詞 — O が「〜される」(受け身)

O が「〜される」関係のときは、過去分詞を使います。

■ I heard my name called. (名前が呼ばれるのが聞こえた。)
■ I saw the window broken. (窓が割られているのを見た。)

📘 そのほかの知覚動詞(feel / notice / watch など)

see / hear 以外にも、知覚動詞は同じ形(O + 原形 / -ing / 過去分詞)で使えます。

  • feel(感じる):I felt the ground shake. (地面が揺れるのを感じた。)
  • notice(気づく):I noticed someone watching me. (誰かが私を見ているのに気づいた。)
  • watch(じっと見る):We watched the sun set. (日が沈むのを眺めた。)
  • look at / listen to(見る・聞く):I listened to her sing. (彼女が歌うのを聞いた。)

※ 「It smells good.(いい匂いがする)」のように、知覚動詞 + 形容詞は第2文型(S=C)です。知覚動詞+O+補語(第5文型)と混同しないようにしましょう。

📘 受動態にすると to が復活する

知覚動詞を受動態にすると、消えていた to が戻ってきます(be seen to do)。

■ She was seen to leave the building. (彼女が建物を出るのが目撃された。)

🚩 つまずきポイント

① 原形 と -ing の使い分け

  • I saw him cross.(渡りきるまで見た)/ I saw him crossing.(渡っている途中を見た)

② 受動態は to をつける

  • ✗ He was seen leave. → ◎ He was seen to leave.

③ to 不定詞(to do)は使わない(能動態)

能動態では原形を使い、to はつけません。

  • ✗ I saw her to enter. → ◎ I saw her enter.

🚩 ネイティブはこう感じる:知覚動詞の感覚

① I saw it coming(そうなると思った)

直訳は「それが来るのが見えた」ですが、「そうなると予想していた」という決まり文句としてよく使います。

■ The breakup? I saw it coming. (別れ? そうなると思ってたよ。)

② see / hear + that節(〜だと分かる・耳にする)

知覚動詞は、後ろに that節を続けて「〜だと分かる・耳にする」も表せます(that は省略可)。

■ I see (that) you’re busy. (忙しいんだね。)
■ I hear (that) you got a new job. (新しい仕事に就いたんだってね。)

③ 会話では原形と -ing を厳密に区別しないことも

「一部始終/途中」の違いは、会話では軽く扱われることもあります。ただし、書き言葉やテストでは区別が問われるので、ルールは押さえておきましょう。

📘 まとめ

  • 知覚動詞は「〜が…するのを見る・聞く・感じる」(第5文型の仲間)
  • 補語は 原形(一部始終)/ -ing(途中)/ 過去分詞(受け身)
  • see / hear のほか feel / notice / watch / listen to も同じ形
  • 知覚動詞 + 形容詞は第2文型(It smells good.)と区別
  • 能動態では to を使わない(原形)/ 受動態では to が復活(be seen to do)
  • I saw it comingsee (that) 〜 などの言い方も覚えておくと便利

英語を「使える」ようにしたい方へ

英文法は、実際の会話で使ってこそ身につきます。アプリで毎日少しずつ続けると、学んだ文法が自然に口から出るようになります。

スタディサプリ ENGLISH 新日常英会話

ドラマ仕立てのレッスンで、英文法を「使える英語」に。スマホで手軽に続けられます。