分詞(現在分詞・過去分詞)— 形容詞のはたらきをする動詞


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※ 本記事は英語学習の参考として、分詞を中心にまとめています。(準動詞の全体像/副詞のはたらきは分詞構文

📘 分詞とは(現在分詞と過去分詞)

分詞は形容詞のはたらきをする動詞の形です。

  • 現在分詞(-ing):能動・進行「〜している・〜する」 ■ a crying baby(泣いている赤ちゃん)
  • 過去分詞(-ed など):受動・完了「〜された・〜してしまった」 ■ a broken window(割られた窓)

👉 -ing=する側(能動)/ -ed=される側(受動)

📘 名詞を修飾する(限定用法)

  • 1語なら名詞の前:a sleeping dog / a used car
  • 語句がつくと名詞の後ろ(後置修飾):
     ■ the man standing over there(向こうに立っている男)
     ■ a language spoken in Canada(カナダで話されている言語)

📘 補語になる分詞(叙述用法)

  • 第2文型(S=分詞):He sat surrounded by children.(彼は子どもたちに囲まれて座っていた)/ She remained standing.(彼女は立ったままだった)
  • 第5文型(O=分詞):I kept him waiting.(私は彼を待たせ続けた)/ I had my bike stolen.(自転車を盗まれた)/ Keep the door locked.(ドアにはカギをかけておいて)

📘 感情を表す分詞(-ing と -ed)

「〜させる」側が -ing、「〜させられる」側が -ed。人の感情はふつう -ed

■ an exciting game(わくわくさせる試合)/ I’m excited.(わくわくしている)
※ 同様に interesting/interested・boring/bored(→形容詞の用法

📘 知覚・使役動詞 + 分詞

  • 知覚:see / hear + O + -ing(進行)/ -ed(受け身) ■ I saw her crossing.(彼女が横断しているのを見た)/ I heard my name called.(自分の名前が呼ばれるのが聞こえた)
  • 使役・have:have + O + 過去分詞(〜してもらう・される) ■ I had my hair cut.(髪を切ってもらった)

👉 have + O + 過去分詞は、文脈で2つの意味に分かれます。
 ・依頼・使役(〜してもらう):I had my hair cut.(髪を切ってもらった)
 ・被害(〜される):I had my bike stolen.(自転車を盗まれた)
どちらも形は同じで、「自分でしたのではなく、O が(人に)〜される」という点が共通です。

📘 〔上級〕with + O + 分詞(付帯状況)

「〜した状態で・〜しながら」を表します。書き言葉で頻出。「O が〜の状態で」 という意味なので、接続詞(and / while / as など)を使った節に書きかえられます。

  • He was standing with his arms folded.(彼は腕を組んで立っていた)
     = He was standing and his arms were folded.
  • She fell asleep with the TV on.(彼女はテレビをつけたまま眠ってしまった)
     = She fell asleep while the TV was on.
  • Don’t speak with your mouth full.(口に食べ物を入れたまま話さないで)
     = Don’t speak when your mouth is full.
  • We started home with night coming on.(夜が近づくなか、私たちは家路についた)
     = We started home as night was coming on.

👉 書きかえると、分詞の部分が be 動詞+分詞(were folded / was coming on)や be 動詞+形容詞・副詞(was on / is full)になることが分かります。with のあとは「O = その状態」という主語・述語の関係になっています。

🚩 ネイティブはこう感じる

① “I’m boring.” は要注意!

感情の分詞を取り違えると、意味がガラッと変わってネイティブをびっくりさせます。

  • ✗ I’m boring.(私はつまらない人間だ)→ ◎ I’m bored.(私は退屈している)
  • ✗ He’s confusing.(彼は(人を)混乱させる)→ 言いたいのが「彼は混乱している」なら He’s confused.

👉 「-ing は相手をそうさせる/ -ed は自分がそうなっている」。自分の気持ちを言うときは、ほぼ -ed だと覚えておくと安全です。

② 感情の分詞は「相棒の前置詞」とセットで覚える

ネイティブは感情の -ed をよく決まった前置詞と一緒に使います。単語だけでなくセットで覚えると自然です。

  • interested in(〜に興味がある)/ excited about(〜にわくわく)
  • surprised at / by(〜に驚く)/ worried about(〜を心配)/ tired of(〜にうんざり)

■ I’m interested in history. / She’s excited about the trip.

③ 会話では get + 過去分詞・be done が自然

日常会話では、状態の変化を get + 過去分詞で言うのがネイティブらしい言い方です。

  • get married(結婚する)/ get lost(道に迷う)/ get tired(疲れる)/ get used to(慣れる)
  • I’m done. / I’m finished.(終わった・もう十分)← 過去分詞が形容詞として定着した口語表現

👉 受け身の be 〜ed よりカジュアルで、「自然にそうなる」ニュアンスが出ます(We got married last year.)。

📘 まとめ

  • 分詞は形容詞のはたらき:-ing(能動・進行)/ -ed(受動・完了)
  • 1語は名詞の前、語句つきは名詞の後ろ(後置修飾)
  • 補語にもなる(keep it locked / I saw her dancing)
  • 感情は -ing(させる)/ -ed(させられる)
  • 〔上級〕with + O + 分詞(with his arms folded)

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